21日、韓国中央防疫対策本部によると、この日(午前0時基準)までの新型コロナの累積感染者数は2998万2905人だった。
防疫当局では1日2万人以上の新規感染者が発生していることを受け、22日には累積感染者数が3000万人を超える可能性が高いとみている。
21日は新規感染者数が前日(2万7408人)より246人多いが、1週間前の14日(3万6699人)より9045人少なかった。土曜日の発表基準では、10月22日(2万6892人)以来13週間ぶりに最も少ない規模だ。
抗体の保有については、疾病管理庁が昨年12月に実施した新型コロナウイルスの抗体陽性率調査結果によると、国民の70%(3600万人推定)は自然に感染したことが分かった。
韓国政府では新規感染者の減少を受け、30日から医療機関や感染脆弱施設、公共交通機関などを除く場所では、室内マスク着用の「義務」を「勧告」に切り替えると発表した。
これについてメイル新聞は21日付社説で、「高齢層など感染脆弱層に対するワクチン接種の重要性がさらに大きくなった。旧正月の連休を迎え、高齢者に一日も早く接種するよう広く知らせるべきだ」と、ワクチン接種の重要さを主張した。
韓国経済新聞でも、「室内マスクの義務が解除され、成熟した市民意識がさらに重要になった」と指摘。「2次まで88.7%だったが、4次接種では15%に大幅に下がったワクチンの接種率を引き上げるべきだ」と主張した。
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