国民の「5人中3人」がコロナ感染…22日、累計感染者「3000万人」超える＝韓国

韓国では、新型コロナウイルスによる累計感染者数が22日に「3000万人」を超えることが予想されている。これは、国民の「5人中3人」が新型コロナに感染したことになる。

21日、中央防疫対策本部によると、この日までの新型コロナ累計感染者数は2998万2905人である。一日2万人以上の新規感染者が常に発生していることを踏まえると、22日に発表される防疫当局による累計感染者数は「3000万人」を超える可能性が高い。

昨年末基準で韓国の住民登録人口は5143万9038人であることから、5人中3人の国民が防疫当局から新型コロナ感染の判定を受けたことになる。

累計感染者数には2回以上感染した事例も重複して集計されているが、感染判定を受けていない「隠れた感染者」まで含めると、実際の感染者はさらにもっと多いものとみられる。

疾病管理庁による昨年12月の新型コロナ抗体陽性率調査の結果によると「国民の70%（人口の3600万人推定）は、自然感染による抗体を保有している」ことがわかった。

国際統計ウェブサイト“Worldometer”によると、韓国の累計感染者数は全世界で7番目に多い。また韓国の累計死者数3万3185人（21日発表基準）は、世界で34番目に多い。