彼らはこの日、立場を表明し「スカイ72ゴルフ場賃借人の生存権を奪う不法強制執行を行った仁川空港公社と裁判所執行官室に対し、深い憤りを覚える」としてこのように表明した。
続いて「賃借人の占有を認めるとし、賃借人施設に対しては執行しないとしていたにも関わらず、ゴルフ場コースに対して執行したのは、賃借人の生計を踏みにじるようだ」とし「賃借人はゴルフ場の営業ができなければ生計を維持できない」と主張した。
彼らは「今日の執行は、賃借人に対する明け渡しと一緒だ。違法だ」とし、「賃借人の占有を確認して執行を実施しなければならないにもかかわらず、占有状況に対する一末の確認もなく、暴力的に執行した執行官室とそれをそそのかす仁川空港公社に、民・刑事上の責任を問う」と強調した。
また「不法執行過程で、大韓民国直立国民運動本部デモ参加者20人余りが重軽症を負い、これに対しても民・刑事上責任を問う予定だ」と明らかにした。
賃借人らは「賃借人とスカイ72は、ゴルフ場内のすべての施設を共同占有している」とし「生存権のために営業を継続する計画だ」と付け加えた。
一方、仁川地法執行官はこの日午前、仁川中区永宗島(ヨンジョンド)スカイ72ゴルフクラブ海コースグリーンに対する強制執行を行った。この過程でゴルフ場内の食堂、コンビニエンスストアなどを運営する賃借人が雇用した用役業者職員と、大韓民国直立国民運動本部会員が消火器を放ち、執行官の進入を防いで妨害した。
仁川地裁は先月、最高裁判所が不動産引き渡し訴訟を提起した原告(仁川空港公社)の勝訴確定判決をすると、スカイ72(株)に同月29日まで退去するよう命令した。しかし、退去命令を履行せず強制執行を決定した。
ゴルフ場の土地は、仁川空港公社所有で賃貸契約期間が2020年12月31日満了したが、スカイ72側は2年間返還せず営業を続けていた。
スカイ72ゴルフ場内の賃借人が運営する入店業者は50余りがあり、このうち10余所は「強制執行が不当だ」とし、最近裁判所に第三者異議の訴えを提起した。
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