韓国統一省「朝鮮半島の緊張状態は続くだろう」と展望

韓国統一部（省）は17日「北朝鮮は、対南（対韓国）強硬姿勢を固守している」とし「朝鮮半島の緊張状態は続くだろう」と展望した。

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統一部はこの日、国会外交統一委員会の懸案報告で、最近の北朝鮮の動向について「韓国側への対敵関係を再確認し強硬姿勢を固守しながら、脅威を強化している」と伝えた。

北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）総書記は、昨年末の朝鮮労働党全体会議で「南朝鮮（韓国）の傀儡（かいらい）たちが疑いなくわれわれの明白な敵として立ちはだかっている現状況は、戦術核兵器の大量生産の重要性と必要性を浮き彫りにさせ、国の核弾頭保有量を幾何級数的に増やすことを要求している」として、敵対心を露（あら）わにした。

また、超大型放射砲（600ミリ）贈呈式では「南朝鮮全域を射程圏においた、戦術核の搭載まで可能な攻撃型武器だ」と脅威的な発言をしている。

統一部は「北朝鮮は韓国側の対備態勢を『無分別な軍備増強』とみなすなど反発し、これまでの『対敵闘争原則』基調を固守している」とし「今後も緊張状況が続くことを予告している」と分析した。

また「北朝鮮は戦術核の脅威を露骨化することで、敵対レベルを一層高めている」と診断した。