金建希夫人、UAE訪問では約2万円の国内アップサイクルファッションブランドバッグで「持続可能なファッション」アピール

今月14日、韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領がキム・ゴンヒ（金建希）夫人と共にUAE（アラブ首長国連邦）とスイスを訪問するため、6泊8日の日程で新年初の歴訪に出発した。尹大統領夫妻はブラックのスーツに青いネクタイやマフラーを組み合わせたカップルルックのような姿を見せた。

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中でも金夫人が手にしている韓国のアップサイクルファッションブランド「HARLIE K」のバッグが注目を集めた。

　HARLIE Kは15日、金夫人が手にしているバッグはBeanie Mini Tote Bagだと明らかにした。HARLIE Kの代表的な製品であるこのシリーズは、コーヒーの麻袋とビーガン韓紙革素材の製品で、素材の特性上、耐久性に強く生活防水が可能で300グラムという軽さが特徴。バッグ内部には6つのポケットがあって抜群の収納力を誇り、公式ホームページではカーキ、キャメル、ブラック、レモンイエロー、ブルー、レッドの計6色が19万9000ウォン（約2万円）で販売されている。

　HARLIE Kはエコマニアたちの間で口コミが広がったブランドで、世界三大デザインアワードの1つである「レッド・ドッド・デザイン賞」を受賞したデザイナーのキム・ヒョンジョンが代表を務める。リサイクリングデニムを始め、コーヒーの麻袋など様々なエコ素材を活用・発掘し続けて支援の価値を高め、人と自然が共生できる環境に優しい消費を目指している。

　金夫人は昨年11月14日（現地時間）、バリの「ユーストピア」を訪れ、環境運動をしている青年活動家のワイゼン姉妹と会う場でもビニールバックを着用。ワイゼン姉妹の姉メラティさんと妹イザベルさんは激しい断食闘争を行なった末、バリでビニール袋の使用禁止法案を通過させ、世界中の環境運動家の注目を浴びた。

　金夫人は海外歴訪の際に「持続可能なファッション」に関心を高めるため、関連製品などを着用する姿を意図的に見せているとみられる。昨年6月、スペイン・マドリードに訪問した際に金夫人は市内のアップサイクル店「Ecoalf」を訪れ、その時はアモーレパシフィックのアーカイブワッペンエコバックを肩から下げていた。