14日、韓国国立がんセンターと保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)が、2021年11月から2022年2月まで満19歳以上の成人男女4000人を対象に実施した「2021年国民がん予防守則認識および実践実態調査」によると、回答者の80.3%はがんの予防守則を知っているが「実践したことがある」という回答は全体の39.3%にとどまった。
がん予防守則の認知度は、調査が開始された2007年以降「80%台」が維持されている。
一方「がん予防のため努力している」という実戦率は39.3%で、2018年(46.2%)より6.9%下落した。
実戦率は「飲酒しない」「運動」「HPV(子宮頸がん)予防接種」「がん検診」「安全な性生活」を除いては、全般的に減少した。
がん予防守則のうち最も難しい項目としては、57.7%が「汗をかくほど歩いたり運動すること」をあげた。また、最も容易な項目としては、56.2%が「太らないよう食事を調整し、焦げたものは食べない」で、53.6%が「タバコを吸わず、他人が吸ったタバコの煙を避ける」であった。
国立がんセンター・がん予防事業部のキム・ビョンミ部長は「新型コロナウイルス感染症の流行状況と忙しい日常の中でも、どのように身体活動を増加させ運動できるようにするか、実践可能な具体的な方法を提示して『運動しなければ、結局肥満やがんにつながる』という事実を知らせる必要がある」と指摘した。
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