今年新たに発見された悪性コード(ウイルス、ワーム、トロイの木馬の通称)は5599種で、昨年に比べ39.1%増加した。スパイウェアの発見数は11.7%増の6036種だった。アンラボ(安哲秀研究所)が24日、年初から11月までの悪性コード・スパイウェア動向を分析した結果をまとめた「セキュリティを脅かす2007年の10大トレンド」を発表した。
 今年は特に、ハッカーらが金銭取引を目的に個人情報を盗み取るため、特定ウェブサイトをハッキングした後に悪性コードを仕込むケースが多く、「攻撃の局地性」が深刻化した点が主要トレンドに挙げられた。また、インターネット上で取引される電子マネーなどを現金に換金する「サイバーブラックマーケット」の形成が目立った。ここでは個人情報やクレジットカード情報、オンラインゲームのアカウントなどが頻繁に取引されており、被害規模は想像以上に大きいものと推定される。


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