ソウル市長「民主党は北核を語る資格なし」…「われわれも独自的な核武装を検討すべき」＝韓国

韓国のオ・セフン（呉世勲）ソウル市長は13日「われわれと米国は、共に展開し共に使用できる『能動的な核の傘』戦略や、独自的な核武装まで検討しなければならない」と主張した。

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オ市長はこの日、自身のフェイスブックを通じて「今のように、全面的に米国の意志にかかっている『受動的な核の傘』では足りない」とつづった。

オ市長は「ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の “核武装可能性”発言について、野党“共に民主党”（民主党）が『ポピュリズム（人気迎合主義）ショーだ』と露骨に非難している」とし「民主党は、北核について言及する資格がない」と指摘した。

オ市長は「民主党はムン・ジェイン（文在寅）政権の5年間、北朝鮮の偽装平和攻勢に歩調を合わせ “北核”高度化の時間を稼がせた原罪がある」とし「文前大統領はキム・ジョンウン（金正恩）北朝鮮総書記の非核化意志まで代弁したが、結局はだまされたかたちとなった」と非難した。

つづけて「民主党の主張は、北朝鮮と中国が韓国の安保強化対策を攻撃する口実を提供する利敵行為だ」と付け加えた。

オ市長は「いまや北核に備え、あらゆる戦略的可能性を想定することが、国益に見合った段階だ」と強調した。

オ市長は「米国の戦術核兵器を共同で企画・実行する方案から、米国核資産の運用過程にわれわれが参加する現実的な方案まで、すべて米国との交渉のテーブルにあげておかなければならない」と主張した。

また「そうしてこそ数年前から私が主張してきたように、北朝鮮・中国と対等な立場で交渉し彼らの変化を引き出すことができる」とし「われわれ自らも守ることができる」と説明した。