母親の白骨化した遺体を2年間自宅に放置した40代女を逮捕=韓国(画像提供:wowkorea)
母親の白骨化した遺体を2年間自宅に放置した40代女を逮捕=韓国(画像提供:wowkorea)
死亡した母親の遺体を2年以上にわたって家に放置した疑いで40代の女性が警察に逮捕された。

韓国インチョン(仁川)ナムドン(南洞)警察署は死体遺棄の疑いでA氏(47歳女性、無職)を緊急逮捕したと、12日に明らかにした。

A氏は2020年8月から今月11日まで、仁川南洞区カンソク(間石)洞のあるマンションで母親のB氏(79歳)の遺体を放置した疑いを受けている。

警察は11日午後10時19分ごろ、「母親と連絡がつかなくて家に帰って来たが、一緒に住んでいる姉がドアを開けてくれない」というB氏の四女からの通報を受けて出動し、遺体を発見した。

家の中には発見された遺体が布団に覆われていて、白骨化した状態だった。また、家の中から「2020年8月に母親が死亡した」という内容のメモが発見され、悪臭が漂っていた。B氏の娘4人のうち三女のA氏はこの家で母親と2人きりで暮らしていた。A氏は遺体のない隣の室で生活してきた。

基礎年金対象者である母親B氏の口座には先月まで毎月30万ウォン(約3万円)が入金され、死亡届が出されずに、年金が毎月支給されていたことが分かった。

警察はA氏がB氏を殺害した可能性などを念頭に置いて多角的に捜査を行っている。B氏の正確な死亡時点と死因を把握するために、国立科学捜査研究院に病理解剖を依頼した。

警察関係者は「家で発見されたメモをもとに、2020年8月にB氏が亡くなったと推定している」とし「A氏が母親の口座から年金を引き出して使ったかどうかは、確認してみなければならない」と述べた。

続けて、「A氏は遺体を母親であると供述した」とし「遺伝子調査の結果は出ていないが、B氏の遺体であると推定している。正確な身元確認のために、遺伝子調査をしてみなければならない」と説明した。
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