タクシー運転手殺害事件、元恋人の遺体の捜索が難航=韓国(画像提供:wowkorea)
タクシー運転手殺害事件、元恋人の遺体の捜索が難航=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察はイ・ギヨン容疑者(32)が殺害したとみられる50代の元恋人Aさんの遺体を見つけるため15日間捜索を続けているものの、捜索は難航している。

9日、警察はイ容疑者が遺体を遺棄したと陳述したキョンギ(京畿)パジュ(坡州)市コンヌン(恭陵)川一帯の捜索を続けた。警察は8日にも恭陵川付近の駐車場一帯を捜索したものの、手がかりは見つからなかった。

警察はイ容疑者の自白をもとに先月27日からAさんの遺体の捜索作業を続けている。

イ容疑者は送致される前日、河川敷にAさんの遺体を捨てたという当初の陳述を変え、河川敷の土の中に遺体を埋めたと主張し、具体的な場所を指した。イ容疑者は「最後に真実を話す。警察にあげるプレゼント」という話までしたと伝えられた。

6日に検察の主導で20分間行われた現場検証でイ容疑者は手錠をはめた手で遺体を埋めた位置を指さすなど、協力的な姿も見せた。

警察はうそ発見器や通信位置調査などをもとにイ容疑者の陳述に信ぴょう性があると判断したものの、現在まで手がかりは見つかっておらず、遺体がすでに流失した可能性も排除せずにいる。

イ容疑者が遺体を埋めたと陳述した時点は昨年8月初めで、同月中旬から中部地方には記録的な豪雨が降った。

警察関係者は、「機動隊と水中捜索、ドローンなどを動員しハンガン(漢江)河口まで捜索の範囲を広げている」と明らかにした。

イ容疑者は昨年8月7~8日、坡州市の自宅で家の持ち主であり同居していた50代の女性を殺害した後、遺体を恭陵川の川辺に遺棄した。昨年12月20日には飲酒運転で接触事故を起こし、示談金を払うと言って60代のタクシー運転手を自宅に連れて行き殺害、遺体をクローゼットに隠した容疑で拘束された。
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