「ジョー・バイデン米大統領が一言で『NO』、大統領をいら立たせる発言はダメ」=韓国国家情報院元院長(画像提供:wowkorea)
「ジョー・バイデン米大統領が一言で『NO』、大統領をいら立たせる発言はダメ」=韓国国家情報院元院長(画像提供:wowkorea)
韓国国家情報院のパク・チウォン(朴智元)元院長は、大統領の米韓核共同訓練の発言をめぐる問題と関連して、「大統領の発言は小学生のようにいら立たせてはいけない」と主張した。

朴智元元院長は9日、KBSラジオ「チェ・ヨンイルの時事本部」とのインタビューでこのように明らかにした。同氏はこれに先立ち、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領があるメディアとの新年のインタビューで、米韓核共同訓練の可能性について言及し、「米国も肯定的だ」と主張したが、これをすぐにジョー・バイデン米大統領が否定した点に言及した。

朴智元元院長は「大統領の発言は検討されて慎重でなければならない」として、尹錫悦大統領の発言が慎重でなかったと主張した。

朴智元元院長は「特に、米韓同盟を我が国民は最も重視しており、我々はそのような核施設の共有ができないようになっている」とし「それを伝えて、米国のジョー・バイデン大統領が一言で『ノー(NO)』と言ってしまったので、どれほどわれわれの自尊心が傷つくか」と尋ねた。

続けて、「大統領の話は検討されて慎重でなければならず、即興的にするべきではない」とし「対北朝鮮問題も我々が地球上で唯一の分断国家であり、北朝鮮が核を持っているのは事実なのに、先制攻撃をすると言ってミサイルを発射してはならない」と強調した。

また、「強対強になれば戦争しか起きない。そうすると進歩は死んでしまい、保守は生きるだろうか。みんな死んでしまうだろう」という言葉も加えた。

それとともに、「外交を強化してそのような戦争を防止する北朝鮮の挑発をできないようにするそのような努力をするときであって、強く発言することはいけない」と繰り返して強調した。
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