中国本土、春節連休は香港へ…航空券予約数が前年の「18倍」＝中国報道

中国本土では、8日から香港を往来する際の新型コロナウイルスの防疫規制が大幅に緩和されることにより、香港観光業が盛り上がりを見せている。

モバイルプラットフォーム上では、12月27日から現在までの香港行きの航空券の予約数が前月より36%増加し、中国本土から香港へ向かう観光客の熱気が高まっている。

都市別に見ると、上海、北京、杭州発の航空券予約が最も多くなっている。春節（旧正月）連休の間の香港行き航空券の予約数は、前年と比べ18倍にも増えている。

また、香港から中国本土への航空券予約も増えており、上海、成都、北京などが人気都市となっている。

新型コロナウイルス流行後、3年ぶりに隔離なしの往来が再開される中国本土と香港。今月末には春節の連休も控えており、この時期に香港観光業界が回復傾向を見せるだろうと期待されている。