韓国・仁川国際空港、漢字ミスのまま表示で国内でひんしゅく

中国からの入国者に対するPCR検査を義務化した今月2日の韓国・インチョン（仁川）国際空港内部の案内表示板に間違った漢字がそのまま使われていたことが明らかになり、国内でひんしゅくを買っている。

　仁川国際空港第1旅客ターミナルでPCR検査を受けるための待機列の前に設置された案内表示板には「中国からの入国者」という内容の漢字と英語で表記されているが、「入国者」ではなく「入国子」と書かれている。（韓国語では「者」も「子」も「ジャ」と読む）中国人が韓国に到着して初めて目にする公式案内表示にミスがあったのだ。

　案内表示板を見た韓国人からのクレームの電話により、現在は書き換えられているという。

　仁川空港の関係者は「空港で表示板を作ったのではなく、空港検疫所で自主的に作ったものだ。電話で問い合わせが多く入り、現在は表示板を替えている」と述べた。