中国からの入国者陽性率25.9%↑「陰性確認書提出」で減少となるか=韓国(画像提供:wowkorea)
中国からの入国者陽性率25.9%↑「陰性確認書提出」で減少となるか=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、中国からの入国者に対する新型コロナウイルス遺伝子増幅(PCR)検査義務化2日目の3日、短期滞在者281人のうち73人(陽性率25.9%)が感染判定を受けた。前日の陽性率19.7%に比べ6.2%ポイント上昇し、累積陽性率が22.7%に上がった。5日から事前陰性確認書提出義務が発生するため、中国からの感染者流入は多少減る見通しだ。

BF の最新ニュースまとめ

4日、韓国疾病管理庁によると、3日、中国からインチョン(仁川)空港に合計1137人が入国、このうち短期滞在者281人に対するPCR検査の結果、73人が陽性判定を受けた。これにより2日間で入国した590人の短期滞在者のうち累積感染者は136人となった。

入国者全数調査の影響で、海外からの流入事例は4日午前0時基準、172人を記録し94日ぶりに最多値だった。中国からの入国者の変異は先月4週目基準、オミクロン下位変異であるBA.5が77%、伝播力がより高いBF.7変異が21.5%だった。BF.7は、一人が10~18人を感染させる伝播力を有していると言われる。

5日からは中国発航空機搭乗時、事前にPCR検査陰性確認書が必要になるため、感染者の流入も大幅に減ると政府は期待した。

防疫が強化され、陽性判定を受けた40代の中国人が前日の隔離を拒否し、バス移動中に逃走、警察が現行犯逮捕する問題も起きた。逮捕時感染病法違反現行犯で1年以下の懲役または1000万ウォン(約102万円)以下の罰金に処されることになる。防疫当局は「強制出国と入国制限措置も続く」とし、「なるべく早く隔離場所に戻ってほしい」と述べた。

一方、昨年12月の第4週の感染者のうち、再感染推定事例比率は17.90%で、前週(17.11%)対比増加した。現在まで全累積感染者約2740万人のうち、合計104万人が再感染と推定され、累積構成比は3.79%を示した。

新型コロナウイルス新規感染者は7万8575人で、一週間前に比べ8923人少なかった。重症患者数は623人で、4日連続で600人台が続いている。

Copyrights(C)wowkorea.jp 78