金総書記生母の誕生日控え北朝鮮で続々記念行事

北朝鮮では今月24日に金正日（キム・ジョンイル）総書記の生母、故・金正淑（キム・ジョンスク）氏の90回目の誕生日を迎えるのを前に、さまざまな記念公演や文化行事が開催されている。

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　北朝鮮メディアが20日に報じたところによると、金正淑氏の出身地である咸鏡北道・会寧市で19日、各地域の青年同盟中央委員会関係者や青少年3000人余りが参加する中、「全国青少年学生たちの詩・歌の会」が開かれ、参加者らは金正淑氏をたたえる詩や歌などを合唱した。

　同日、平壌の金策工業総合大学では「金正淑誕生記念　大学生雄弁大会」が開かれ、各大学からの参加学生らが、金正淑氏の抗日闘争活動を主題としたスピーチを行った。また中央労働者会館でも朝鮮職業総同盟関係者と労働者らによる記念舞台が催され、同盟のチェ・スドン中央委員会副委員長の演説や、金正淑氏をたたえる合唱公演などが行われた。これに先立ち14日には、平壌の人民文化宮殿で中央写真展覧会が開かれ、歩哨兵当時や三日浦訪問時の姿など、金正淑氏の写真180枚余りが公開された。

　このほか、金正淑氏の生前の業績を素材とした美術・文学作品も続々発表されている。朝鮮美術博物館では18日に「抗日の女性英雄、金正淑同志の誕生90周年記念中央美術展示会」が開幕し、革命の業績を素材とした朝鮮画や西洋画など80点余りが展示された。また、生前の活動を描いた記念歌集が出版されたほか、朝鮮作家同盟中央委員会所属の作家らも、「白頭山女将軍」と呼ばれる金正淑氏の抗日闘争活動を描いた作品を発表している。

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