韓国では1月2日から、すべての「中国発入国者」を対象にした「強力な防疫対策」が施行される(画像提供:wowkorea)
韓国では1月2日から、すべての「中国発入国者」を対象にした「強力な防疫対策」が施行される(画像提供:wowkorea)
韓国では1月2日から、すべての「中国発入国者」を対象にした新型コロナウイルス感染症PCR検査の実施など、強力な防疫対策が施行される。また、中国からの航空機の韓国経由地はすべてインチョン(仁川)に統一される。

韓国の防疫当局はこの日から、中国から船便や航空便で入国するすべての人がPCR検査を受けるよう案内している。

中国(香港・マカオは除外)から来る短期滞在の外国人は、入国と同時にPCR検査を受け、検査の結果が出るまでは別途に設けられた場所で待機することになる。

韓国人や長期滞在の外国人は、入国後一日以内に居住地の保健所で検査を受けなければならず、検査結果が出る前までは自宅で待機しなければならない。

また中国からの入国者は、今月5日から入国前の検査結果を提出しなければならなくなる。

一方韓国政府は、この日から中国内の韓国公館を通じた短期ビザの発給も制限する。ビザ発給の制限は今月31日までである。これは、外交・公務・必須な企業運営・人道的理由などの目的のビザ発給は可能だが、観光ビザ発給は制限されるということである。

今回の件は中国内の新型コロナが急激に拡散する中、中国政府が出入国の防疫を緩和したことにより韓国政府が施行する防疫強化措置である。

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