韓東勲、法務部長官(画像提供:wowkorea)
韓東勲、法務部長官(画像提供:wowkorea)
ハン・ドンフン(韓東勲)法務部長官が「犯罪から安全な国を作っていこう」と主張した。

韓長官は31日、新年の辞を通じて「法治主義を確立し、経済発展と未来繁栄を導く政策を推進するため、2023年に法務部が進むべき方向を同僚の皆さんに提案しようと思う」とこのように強調した。

韓長官は、犯罪から安全な国、反法治行為に決然と対応、法秩序インフラ構築、新しい出入国・移民管理体系構築などの新年重点推進方向を提示した。

続いて「高危険性犯罪者(Sexual Predator)の出所に対し、国民の感じる不安がどれほど大きいかが分かった」と述べた。さらに高危険性犯罪者が児童施設などと近いところに居住できないように住居地を制限する方案、簡単に社会に復帰できないように法定刑下限を高める方案などを積極的に検討しなければならないと強調した。

麻薬犯罪急増現象と関しては麻薬流通網まで徹底的に根絶できるよう強力に取り締まり・処罰し、再犯防止のための相談・リハビリ治療支援も並行して‘麻薬清浄国’の地位を取り戻そうと注文した。組織暴力犯罪とチョンセ(伝貰)詐欺・振り込め詐欺・ストーキング・デジタル性犯罪など、国民の日常を苦しめる民生侵害犯罪に積極的に対処しながら、犯罪被害者保護にも最善を尽くさなければならないと頼んだ。

韓長官は、反法治行為に決然と対応し、法秩序を確立しなければならないとも強調した。政治的利害関係や私益を追求するために悪意的かつ組織的に虚偽事実を流布する行為や多重の威力を利用したオンライン魔女狩り、居場所知らせを利用したいじめなどに積極的に対応しなければならないと述べた。

また、国家基本法人民法・商法を時代変化とグローバルスタンダードに符合できるよう改正を推進し、刑務所・拘置所・少年院などの法執行機関移転・配置問題を進展させるなど、法秩序インフラ構築にも全力を尽くそうと述べた。出入国・移民政策を総括するコントロールタワーを作り、国家百年の大計としての出入国・移民政策を研究推進するなど、先制的に管理体系を作っていかなければならないとも強調した。

韓長官は「容易ではない道だということは我々、みんな分かっているが、最善を尽くしてやり遂げよう。正当な所信を持ち、最大限に力を発揮できるよう積極的に支援する」と締めくくった。

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