初の女性駐韓米国大使誕生か、国務省顧問が有力視

次期駐韓米国大使に米国務省のキャサリン・スティーブンス専任顧問（東アジア・太平洋担当）が有力視され、初の女性駐韓米国大使誕生の可能性が高まっている。米ワシントンの外交消息筋が19日に伝えた。同筋は、スティーブンス顧問が単独候補として国務省から推薦され、ホワイトハウスの最終指名手続きを踏んでおり、異変がない限り正式に指名されるとの見方を示している。
　スティーブンス顧問が駐韓米国大使に指名される場合、上院外交委員会の承認も問題はないとみられる。来年下半期に任期が満了するバーシュボウ大使の後任として正式に赴任するものと予想される。

　スティーブンス顧問は1978年に国務省に入省、駐韓米国大使館や釜山領事館などでの勤務経験があり、屈指の韓国通として知られる。1975年から1977年まで忠清南道・扶余で平和ボランティア団員として学生たちに英語を教えるなど韓国と縁が深く、韓国語も流ちょうに話す。


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