ロシアの大統領宮は29日(現地時間)記者たちに「まず、両国の関係について話し合われるだろう」として、両首脳の会談計画を公開した。つづけて「ロシアと中国に近い地域問題について意見交換することも非常に重要だ」と付け加えた。
これに先立ってロイター通信などは「プーチン大統領と習主席は、今月末ごろに会談を行なうことにした」と報道していた。ウクライナ戦争や台湾問題など、両国をとりまく地政学的な課題が国際情勢の主要懸案として浮上する中、両首脳は9月の会談につづき「再び “対面”による会談を行なうのでは」との見方も出ていたが、今回は実現しないものとみられる。
ロイター通信は「ロシアはウクライナ戦の開戦以降、中国との経済・政治・安保関係を強化するため努力してきた」とし「しかし習主席はロシアの軍事行動に対して時に冷淡な立場を示し、ロシアもこれを公に認めている」と伝えた。
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