新型コロナウイルスによるソーシャルディスタンスが解除されてから3年ぶりに迎える初の年末。韓国では人数と時間制限のない自由な集まりが可能になっただけに、大規模な会食と忘年会などが復活する傾向だ。ただしコロナ渦で会社員になり会食文化などに慣れていない人々を含め、若い会社員の間では再感染への憂慮はもちろん、大規模な集まりに対する負担などによる「会食忌避」の声が上がっている。
金融系会社に勤める会社員のキム某氏(34)は最近、24人の職場の同僚と年末の会食をした。キム氏は「感染者1人を除いて全員集まったが、同じ事務室で仕事をする人たちが杯回しをするなど危険だと思った」とし「牛肉を食べ、景品イベントをすると言っても、以前のように会食をしなかった時のほうが良い」と吐露した。
会食文化はコロナ渦の当時、昼食会、小規模の集まりなどに代替されていた。就職プラットフォームジョブコリアが昨年会社員に「コロナ終息後も今のままが望ましいこと」を尋ねると、回答者1424人中44.9%は「会食やワークショップの自制」を挙げた。世代別では20・30世代のうち44.9%が「コロナが終息しても会食を引き続き自制してほしい」と答えた。
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