ソウル市は、「ろうそくの明かり中高生市民連帯」が「非営利民間団体支援法」第2条第3号に違反し、同法第4条の2に基づき「登録抹消の行政処分」を決定したと、27日明らかにした。
ソウル市監査委員会は、「該当団体の登録抹消処分は、特定政党または選出職候補の支持・支援、反対することを主な目的として運営したことが直接的な原因」と説明した。
団体は昨年3月9日に非営利民間団体に登録されてから12月現在まで、第8回全国同時地方選挙、選出職候補(ソウル市および江原道教育監)や政策協約および政策懇談会など選出職候補を支持・支援し、特定候補・党の反対活動も実施した。
行政処分に先立ち、「非営利民間団体活動および運営に関する協力要請」の公文を送り、非営利民間団体支援法の趣旨に沿って法令順守するよう要請したものの、団体はその後も2度にわたり中高生のろうそく集会を強行するなど事業目的外の活動を続けたと、ソウル市は説明した。
また、ソウル市は2022年非営利民間団体の公益活動支援事業として「ろうそくの明かり中高生市民連帯」に支援した補助金1600万ウォンにおいても不適正な執行が発見されたため、全額回収する予定だ。
「ろうそくの明かり中高生市民連帯」は2022年にソウル市の非営利民間団体公益活動支援の公募事業に「新型コロナ時代の青少年問題を解決するための公益事業」として選定され、補助金1600万ウォンの交付を受け事業を遂行した。
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