韓国野党“共に民主党”のキム・ビョンジュ(金炳周)議員(一番右)(画像提供:wowkorea)
韓国野党“共に民主党”のキム・ビョンジュ(金炳周)議員(一番右)(画像提供:wowkorea)
韓国野党“共に民主党”のキム・ビョンジュ(金炳周)議員は、北朝鮮の無人機5機がソウルの上空にまで南下したことについて「軍の対応システムを “多数無人機体制”に改善しなければならない」と助言した。またキム議員は「すぐさま、軍事対備態勢の点検が必要だ」と主張した。

キム議員は26日夜、自身のフェイスブックを通じて「無人機に爆弾が搭載されていたり自爆を試みたなら、近隣地域の人命被害や財産被害は確実にあっただろう」と批判した。

キム議員は「北朝鮮の無人機侵入に対して、軍の統合防衛システムや警報システムなどが正常に作動したのかを確認しなければならない」とし「空港運営の中断と戦闘機やヘリコプターの音に、わが国民は不安を抱いていた。現在政府は、わが国民の安全と安寧にはまったく関心がない様子だ」と強調した。

キム議員は「インチョン(仁川)空港の航空機離陸が中断され、無人機に関する市民たちの通報があったにもかかわらず、政府からは立場表明の発表や説明が何もなかった」とし「対応過程であるため作戦上の状況共有が制限されているのなら、少なくともその地域の住民たちに状況説明や最小限の警報がなければならない」と主張した。

キム議員は「現在、1~2機の北朝鮮無人機出現に対するわが軍のマニュアルを、多数の無人機出現に対するマニュアルに改善することを願う」とし「すぐさま、軍事対備態勢の点検が必要だ」と主張した。

北朝鮮は去る26日の午前10時ごろから計5機の無人機を軍事境界線(MDL)の南側に南下させ、そのうちの1機はソウルの上空にまで侵入したことが確認された。韓国軍は機関砲100発を発射し無人機撃墜を試みたが、失敗したことが伝えられている。

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