この日、ソウルのフォーシーズンズホテルで開かれた会合には、韓国側からハン・ドクス(韓悳洙)首相や産業通商資源部(省)のパク・イルジュン(朴一俊)第2次官、大韓商工会議所のウ・テヒ(禹泰熙)常勤副会長、ハンファ・エアロスペースのソン・ジェイル社長などが出席した。ルーマニア側からは訪韓したニコライ・チウカ首相、マルチェル・チョラク下院議長をはじめとして6つの省の大臣が出席した。
ハン首相は「両国は既存の製造業基盤の協力から、バイオ・電気自動車・デジタルなど第4次産業革命時代の新成長動力を確保する方向へと、協力を拡大させていかなければならない」と語った。
つづけて「ルーマニアが推進するインフラ改善事業においても、両国の協力の道は無限だと考える」とし「特に韓国は、ルーマニアが運営している原子力発電所と同じ原子炉を持っているため、協力パートナーとなることができる」と語った。
韓・ルーマニア経済協力委員長のソン社長は「最近、防衛産業・原発・IT(情報技術)などの分野へと協力が拡大している」とし「豊富な人材と比較的安価な人件費によりヨーロッパの生産拠点として浮上しているルーマニアと、わが企業の優秀な技術力が結合すれば、大きなシナジー効果が期待できる」と強調した。
大韓商工会議所は来年2月ルーマニアに経済使節団を派遣し、両国の経済協力活動を続ける予定である。
ウ副会長は「韓国とルーマニアは1990年に修交を結び、2008年には戦略的パートナーシップへと関係が引き上がるなど、協力の基調を続けてきた」とし「チウカ首相とチョラク下院議長の訪韓を機に、新たな未来協力のページを開いていくことを願う」と伝えた。
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