青瓦台前で行われた、Kポップカバーダンス大会の優勝者によるフラッシュモブの様子(画像提供:wowkorea)
青瓦台前で行われた、Kポップカバーダンス大会の優勝者によるフラッシュモブの様子(画像提供:wowkorea)
韓国政府は21日に発表した「2023年経済政策方針」で、観光活性化について発表した。海外旅行が再開したことにより、来年はサービス収支の赤字拡大が見込まれる。このため観光活性化を通じ、韓国への流入人口を増やす計画だ。

手始めに政府は、来年から2027年までチョンワデ(青瓦台/旧大統領府)、キョンボックン(景福宮)、美術館や博物館、プッチョン(北村)・ソチョン(西村)一帯をつなぐ観光クラスターを造成する計画だ。青瓦台の本館と官邸では、公演や展示を行う。

また2030年まで、マリーナ、観光、ショッピング施設を備えた複合海洋レジャー観光都市「韓国型カンクン」5か所を造成する。カンクンは、メキシコにある世界的なリゾート地だ。政府はこれを通じて6万1000人分の雇用創出、および5兆4000億ウォン(約5555億5308万円)の付加価値創出に期待を寄せている。

このほかソウル市の韓食文化館、クァンジュ(光州)市のキムチタウンなど主要な産地の食材や伝統酒、職人、郷土料理が結集したK美食ベルトを2032年まで30か所造成し、美食観光を活性化する。

また南部の観光地を都市航空交通システム(UAM)や水素燃料遊覧船でつなぐなど、文化施設と最先端の交通手段を連動したK観光リゾートベルトも造成する。

さらに韓国観光公社と米ネットフリックスが協業し、韓国の伝統文化を体験する伝統文化体験ツアーの試験運用も行う計画だ。

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