中国外務省の報道官は「ことしの12月21日は、中国とオーストラリアの修交50周年となる日だ」とし「中国訪問期間、ウォン外相は王毅外相と会い “中国-オーストラリア外交・戦略会議”を行なう予定だ」と語った。
ウォン外相は「われわれは、修交50周年を記念することができることを歓迎する」とし「オーストラリアは中国との安定的な関係を目指す。われわれは可能な部分では協力し、反対が必要な部分では反対し、国益に関与していく」と説明した。
中国外務省の報道官は「ウォン外相の今回の訪中が、インドネシア・バリの首脳会議で両首脳の交わした重要な共感を一層具体化させるきっかけとなることを希望する」と伝えた。
また「相互尊重の精神を固持し、求同存異(一致を追求するが、不一致する領域はそのままにする)の態度により互恵共生の目標に向かって努力し、両国関係が再び正常な軌道に乗るようにしなければならない」と強調した。
オーストラリア外相の訪中は、2018年11月以降およそ4年ぶりである。去る11月にはG20サミットを機に、習近平中国国家主席とオーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相が6年ぶりに首脳会談を行ない、関係改善の意志を明らかにした。
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