軍服務中に副士官らを性的侮辱した20代の将兵、執行猶予＝韓国

軍服務中、女性の軍副士官らを性的に侮辱した20代の将兵が懲役刑、執行猶予を言い渡された。

　インチョン（仁川）地裁刑事4単独ユン・ミヌク判事は20日、上官侮辱容疑で起訴されたA被告（21）に懲役6か月、執行猶予1年を言い渡したと明らかにした。

　A被告は昨年8～10月、キョンギド（京畿道）のある軍部隊生活館などでB下士（三等軍曹）ら女性の軍副士官2人を侮辱した容疑で裁判にかけられた。

　被告は他の同僚にB下士を言及しながら「目はきれいだが、マスクを外すと不細工だ」、「太りすぎだ」と話した。

　また、別の下士に対しては身体特定部位が小さすぎたり、「自分がきれいだと思っている」と侮辱的な発言をした。

　ユン判事は「被告人は軍服務中、上官である被害者らを侮辱し、罪質が良くない」とし「被害者らから許しを得ることもできなかった」と述べた。

　ただし、「犯行を認めて過ちを反省している」とし「何の犯罪前歴もない初犯である点などを考慮した」と明らかにした。