全障連、約50分間の「地下鉄ゲリラデモ」を終了…21日は烏耳島駅から開始=韓国(画像提供:wowkorea)
全障連、約50分間の「地下鉄ゲリラデモ」を終了…21日は烏耳島駅から開始=韓国(画像提供:wowkorea)
全国障害者差別撤廃連帯(全障連)が20日、ソウル地下鉄5号線のクァンファムン(光化門)駅から開始した出勤時間帯の「ゲリラデモ」は約50分間行われ、終了した。ソウル交通公社の無停車通過措置は取られなかった。

全障連はきょう午前8時ごろからソウル地下鉄5号線の光化門駅で252日目となる地下鉄デモを開始した。全障連の活動家らは午前8時22分ごろ地下鉄に乗車した。きょうのデモの経路は予告されず、光化門駅からチュンジョンノ(忠正路)駅を経て、再び光化門駅に戻る形で実施された。

きょう全障連のパク・ギョンソク常任共同代表とソウル市障害者自律生活センター協議会のイ・ヒョンスク会長らは、首に「障害者権利予算の権利立法、国民の力が責任を負え」、「ユン・ソギョル(尹錫悦)政府は障害者権利予算を保障せよ」と書かれたプラカードをかけた。パク代表らは車内にはしごを搬入しようとしたものの、ソウル交通公社の制止により搬入できなかった。ソウル交通公社の関係者は、「鉄道安全法42条、50条に基づき危険物と判断、搬入することはできない」と話した。

全障連によるデモの過程でソウル交通公社の無停車通過措置は取られなかった。列車の乗車と下車を繰り返す遅延誘発行為がみられなかったためだ。

全障連は21日にはソウル地下鉄4号線のオイド(烏耳島)駅から出発し、1号線のナムヨン(南営)駅に集結すると予告した。パク代表は、「21年前、烏耳島駅は障害者がリフトに乗って死亡した場所で、ここから開始する予定」とし、「(きのう南営駅でデモを行う過程で)渡し板の準備もなかったため、障害者に対する差別に抗議する意味で南営駅に集まる予定」と述べた。
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