国交樹立30年の韓国・ベトナム、公益規模は164倍・投資額は145倍に拡大=韓国(画像提供:wowkorea)
国交樹立30年の韓国・ベトナム、公益規模は164倍・投資額は145倍に拡大=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国貿易協会の国際貿易通商研究院は19日、報告書「韓越国交樹立30周年記念、韓国とベトナムの経済協力の足跡と未来」を発表した。

これによると韓国とベトナムは1992年に国交を樹立後、交易規模が4億9000万ドル(USD、約669億6095万円)から807億ドル(約11兆円)へと164倍、また相互の投資額は1700万ドル(約23億2313万円)から25億ドル(約3416億3750万円)へと145倍、それぞれ増えた。

これによりベトナムは韓国にとって、中国、米国に続く第3位の交易国となった一方、韓国はベトナムにとって第1位の海外直接投資(FDI)国となった。昨年までの韓国による対ベトナム投資額は、累計785億ドル(約10兆7274億円)に達している。

国交樹立初期の対ベトナム投資は、繊維製造の割合が76.1%を占めていたが、現在は電子製品、コンピュータ、自動車をはじめ、金融や保険、建設まで75業種に拡大している。

一方で同研院は「ベトナムは2005年以降これまで、米国から9件、欧州連合(EU)から2件、計11件の中国産製品の迂回輸出の調査対象になった。韓国産原材料を使いベトナムで生産して、米国へ輸出された韓国の鉄鋼製品も共に迂回輸出の調査対象になっている」と指摘した。

ベトナムにおける人件費と賃貸料の急上昇も、現地の韓国企業にとって負担となっている。

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