韓国教育部(文部科学省の旧文部省部門に相当)と韓国職業能力研究院は、6月7日から7月20日まで全国の小・中・高校生2万2702人を対象に調査した “2022年小・中等進路教育現況調査”によると、「希望の職業がない」と答えた学生の割合が新型コロナ事態を経る中、だんだん増加している。
小学校で「希望の職業がない」と答えた学生の割合は、2019年の12.8%から2020年の20.1%に増え、2021年には20.9%まで上昇した。ただ、ことしは19.3%と小幅に減少した。
中学校で「希望の職業がない」と答えた学生は、2019年の29.1%から2020年の33.3%、2021年の36.8%と増加し、ことしは38.2%まで上昇した。これは、新型コロナ以前の2019年と比較すると、「希望の職業がない」という学生の割合が9.1%も増加したことになる。
高校生の場合、2019年には20.5%だった割合が2020年には23.3%に増え、2021年には23.7%、ことしは27.2%まで増加した。
韓国職業能力研究院側は「2019年から『希望の職業がない』という学生の割合が小幅に上昇しているが、新型コロナの影響があったものとみている」とし「今後、引き続き調べていく予定だ」と伝えた。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 96