17日、韓国のホテル業界によると、「ウォーカーヒルホテル」は26日付でメンバーシップサービスである「ウォーカーヒル・プレステージクラブ」の特典を改編し、年会費を引き上げる。今回のメンバーシップ値上げは、2019年以来約3年ぶりのことだ。
同ホテルメンバーシップサービスの中で最も安い「WPCオーク」はこれまでの45万ウォン(約4万7000円)から50万ウォン(約5万2000円)、「WPCメイプル」は110万ウォン(約11万5000円)から120万ウォン(約12万5000円)。「WPCノーブルパイン」は160万ウォン(約16万6700円)から170万ウォン(約17万7000円)に年会費が各々引き上げられる。
メイプルメンバーシップの場合、これまでの朝食付き宿泊から朝食サービスがなくなる。その代わり、飲食物10万ウォン(約1万円)券の利用券が6枚から7枚に増えた。以前のメンバーシップは、今月23日をもって販売が終了する。
これに先立って、物価の上昇が本格化した7月にも高級ホテルがメンバーシップの特典を減らし、付帯施設の利用金額を上げた経緯がある。「ロッテホテル釜山」は今年の夏に、トレビーメンバーシップで提供していた「ソウルのル・サロンラウンジプラン」について、これまでの33万8800ウォン(約3万5300円)から37万5100ウォン(約3万9000円)に引き上げた。
ウォーカーヒルホテルの関係者は「2019年以降メンバーシップの値段を維持してきたが、物価の上昇で年会費を上げることになった。これまでの利用者には値上げを案内した」と述べた。
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