「月給700万ウォン、休暇費200万ウォン」…育児にとても良い韓国の会社はどこ?(画像提供:wowkorea)
「月給700万ウォン、休暇費200万ウォン」…育児にとても良い韓国の会社はどこ?(画像提供:wowkorea)
「年俸も高いのに…3年働いて30日休む? やはり『神の職場』」

「カカオペイ」が、女性家族部の選定する家族親和認証を獲得した。‘仕事と家庭’のバランスを持続できるよう模範的な制度を運営したとの理由だ。カカオペイは業界でも高い年俸を誇ることと別に、役職員たちが家庭生活と職場生活をバランスよく並行できるように選択労働制、産前・産後休暇などの福祉を提供している。

16日、金融監督院の電子公示によると、カカオペイは家族親和認証を取得した。この認証は‘家族親和社会環境の造成促進に関する法律’第15条第1項により家族親和制度を模範的に運営する企業および公共機関に対して審査を進めた後、認証を付与する制度である。

カカオペイは役職員たちが仕事と家庭をすべて両立できるように破格的な勤務環境を提供している。代表的なのが業務開始および終了時間を自由に選択して利用できる‘選択勤労制’だ。1か月以内の単位で定められた総労働時間の範囲内で、1日の労働時間を自由に決めることができる。

一定期間勤務した役職員に与える‘有給休暇’も家庭親和的な制度に挙げられる。入社日から満3年になる時点から計30日間の有給休暇を提供し、さらに休暇費200万ウォン(約20万8300円)を会社が支援する。精神健康を増進するため、1人当たり年間5回まで相談を受けられる心理相談支援制度も運営している。

特に妊娠期には1日2時間の労働時間短縮を申請できる。産前・産後休暇は計90日で、妊娠中の役職員は出産前後のコンディション調整および育児のために母子保健法上に規定された保護休暇を使うことができる。他にもカカオペイは胎児検診休暇、流産または死産を経験した役職員のための流産・死産休暇、子どもを養子縁組した役職員のための養子縁組休暇を追加で支援している。産婦休憩室を支援し、職場保育園および育児期・入学期の短縮勤務を支援するなど、家族親和的体制を構築した。

勤務環境だけが良いわけではない。基盤には職員給与を含む強固な社内福祉が存在する。金融監督院によると、カカオペイは上半期の職員に1人当たり平均4300万ウォン(約448万円)の給与を支給した。平均月給716万ウォン(約74万6000円)という計算になる。これに食事代の引き上げおよび貸出利子支援の拡大と共に福祉制度を強化した。第2の成長の足場を築くための方策だという。

カカオペイ側は「役職員たちの仕事と生活が調和し、両立できるように多様な制度を用意して運営している。今後もカカオペイの役職員たちがより良い環境で業務と生活を営むことができるように最善を尽くす」と伝えた。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83