2019年に開かれた釜山花火祭り(資料写真)=(聯合ニュース)
2019年に開かれた釜山花火祭り(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国・ソウルの梨泰院雑踏事故を受けて延期されていた釜山花火祭りが、17日午後7時から南部・釜山の広安里海水浴場と二妓台、椿島一帯で開催される。 「花火で釜山を歌う感動のハーモニー」をテーマに行われる今回の祭りでは、2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致を願う開会式などの後、午後7時25分からハイライトとなる釜山マルチ花火ショーが行われ、壮大な音楽と華やかな照明が織りなす花火の供宴が繰り広げられる。 韓国最大規模の直径400メートルの超大型花火や、広安大橋から流れ落ちる「ナイアガラの滝」などが見ものだ。 新型コロナウイルスの感染拡大により3年ぶりに開催される今回の釜山花火祭りは、10月29日に発生した雑踏事故後、国内最大規模の行事となることから、釜山市と関係当局は安全管理に総力を挙げる。 公務員や消防隊員、海洋警察など約4000人が現場に配置されるほか、警察機動隊や警察特攻隊など約1200人も警備に当たる。 釜山市はメーン会場となる広安里海水浴場の16カ所の出入り口に観客が殺到した場合、段階的に出入りを制限して迂回(うかい)させる。 朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は総合状況室に詰め、安全状況を点検する予定だ。
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