韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相(画像提供:wowkorea)
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相は15日「5年後の大韓民国は堂々として品格のある国、自律と創意にあふれた経済、弱者により温かな社会になるだろう」と語った。

ハン首相はこの日チョンワデ(青瓦台)の迎賓館で、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が主宰した “第1回国政課題点検会議”で「尹政府の国政成果と青写真」について先のように紹介した。

ハン首相は “堂々として品格のある国”について「国家の債務比率をGDP(国内総生産)対比で50%中盤以下で維持し、国家競争力を20位に引き上げるなど、財政が強固な仕事のできる政府を実現する」と語った。

また「OECD(経済協力開発機構)における政府信頼度を世界10位圏内に引き上げ、国家清廉度(腐敗認識指数)も20位圏内を達成するなど、誠実で透明な社会を具現していく」と強調した。つづけて「自律と創意であふれた経済達成方案により、経済規模は世界10位圏内に入り、1人あたりのGDP(国内総生産)は4万ドルを達成するなど、成長し続ける先進経済を実現していく」と語った。

さらに「半導体・自動車などの主力産業を高度化し、未来戦略事業の超格差を確保して輸出5大強国へと飛躍し、半導体のグローバル占有率25%を達成する」と付け加えた。

一方ハン首相は「“弱者により温かな社会”を築く方法として、基礎年金を40万ウォン(約4万1625円)に引き上げ、生計給与の支援対象基準を中位所得層の35%まで拡大する」と語った。

この日の国政課題点検会議は、国政課題の履行状況を点検し、来年度の推進方向に反映させるために設けられた。この会議には国民バネラー100人が参加し、尹大統領と閣僚たちに質問する形式で行なわれ、100分間生中継された。

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