ロイターによると、同日、パクスロビドは現地のヘルスケアプラットフォーム111アプリを通じて、ボックス当たり2980元(約56500円)で販売を開始した。111顧客サービス側は、メディアを通じて販売ニュースが伝えられ、30分で完売したと明らかにした。
ロイターは「中国でコロナの感染が急増している中、現地で行われたパクスロビドの初の小売販売が開始した」とし「これは中国でコロナとインフルエンザの薬の需要が急増していることを示している」と見通した。
最近、中国ではコロナのロックダウン政策を批判し、全国に広がったデモに政府が事実上白旗を掲げたという評価を受けている。「ウィズコロナ」の道に進もうとしているが、感染急増が避けられず、これに対処する能力を備えているのかに対する指摘もある。
ロイターは「コロナの陽性結果を提出した場合、該当アプリを通じてパクスロビドを購入することができる」として「しかしパクスロビドが何箱売れたかといつ販売が再開されるのか、他の小売業者も売っているのかなどは不確実だ」と話した。
それと共に「中国でパクスロビドの小売販売開始はコロナワクチンの需要減少で投資家の憂慮に直面したファイザーに大きな収益をもたらす可能性がある」と付け加えた。
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