盧雄来共に民主党議員、拘束令状の請求に「恥をかかせる世論裁判…軍事・公安政権か」＝韓国

ノ・ウンレ（盧雄来）共に民主党（野党）議員は12日、検察が政治資金授受の容疑で自身に対し拘束令状を請求したことに関し「検察捜査は適法でも公正でもない」と主張した。

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盧議員はこの日、記者たちに送った声明で「数回の家宅捜索にも積極的に協力し、検察の召還要求にも拒絶せず自ら出席した」としてこのように明らかにした。

盧議員は「現在も国会常任委員会と本会議にも正常に出席している状況だ」と付け加えた。

また「証拠隠滅（いんめつ）や逃走の恐れが全くない状況であるにもかかわらず、あえて検察が逮捕令状を請求するのは恥をかかせる世論裁判をするということだ」と述べた。

続いて「容疑事実と全く関係のない自宅内の現金だけでなく、各種不法被疑事実の公表を持続的にするだけでは足りず、正当な防御権行使さえ拘束を通じて無理に妨げようとすることは、無い罪も作り出した軍事政権、公安政権時代の検察と変わらない」と強調した。

盧議員は「証拠に満ちあふれるキム・ゴンヒ（金建希）大統領夫人は、取り調べさえせず、被疑者の供述1つだけで野党国会議員を裁判もする前に犯罪者と烙印（らくいん）を押す政治検察の破廉恥な行動を糾弾し、野党破壊シナリオに対抗して無罪を証明するため、最後まで正々堂々と戦う」と述べた。

盧議員は2020年2～12月、事業家のパク某氏から6000万ウォン（約628万円）の政治資金を授受した容疑を受けている。

検察はこの日、犯罪の重大性が大きく、犯罪が最近まで続いて再犯の恐れがある点、容疑を強く否認し、証拠隠滅の恐れがある点などを考慮し、拘束令状を請求したと説明した。