カナダで「子どもたちがゲームにはまった」という理由で、その親たちがゲーム企業を相手どり「集団訴訟」を起こした(写真は記事とは関係ありません)(画像提供:wowkorea)
カナダで「子どもたちがゲームにはまった」という理由で、その親たちがゲーム企業を相手どり「集団訴訟」を起こした(写真は記事とは関係ありません)(画像提供:wowkorea)
カナダで「子どもたちがゲームにはまって夜も寝ない」という理由で、その親たちがゲーム企業を相手どり「集団訴訟」を起こした。

9日(現地時間)英BBC放送は「子どもがゲームにはまり、日常生活ができない状態になった」とし「カナダでその親たちがゲーム企業を相手どり、集団訴訟を起こした」と報道した。

この報道によると、カナダの裁判所は、ゲームにはまった未成年者の子どもをもつ親3人が、ゲーム開発企業“エピックゲームズ”とその支社を相手に起こした集団訴訟を承認した。

原告たちは「子どもたちがエピックゲームズ社のバトルロイヤルゲーム“フォートナイト”にはまり、夜も寝ず食事もせず風呂にも入らない」と語った。特に「その子どもの中の1人は、2年も経たない間に7700時間以上をゲームに費やした」という主張も出ている。

原告たちは「エピックゲームズ社が意図的に、非常に中毒性のあるゲームを開発した」と主張している。また原告たちは「WHO(世界保健機関)が2018年に、ゲーム中毒を国際疾病分類に含めた」ことをあげ、その深刻さを強調した。

これにエピックゲームズ社側は「ビデオゲームの中毒は、精神疾患として認められていない」と主張している。

このことについて高等裁判所の判事は「この訴訟は軽いものではない」と語った。判事は、ビデオゲームの中毒に対する現在の認識レベルを、タバコ中毒に対する初期の認識レベルと比較し「喫煙の悪影響も、一日にして認識されたり認められはしなかった」と語った。

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