ファウンドリーの市場シェアでサムスン電子は15%台に、台湾TSMCとの差が拡大=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ファウンドリーの市場シェアでサムスン電子は15%台に、台湾TSMCとの差が拡大=韓国報道(画像提供:wowkorea)
台湾の市場調査会社「集邦科技(トレンドフォース)」によると、7~9月期におけるサムスン電子のファウンドリー(半導体の受託製造)の売上高は55億8400万ドル(USD、約7609億2330万円)を記録した。4~6月期に比べ0.1%減少した。

サムスン電子の市場シェアは15.5%。前期の16.4%から小幅減となっているが、市場2位の座は維持している。

世界1位の台湾積体電路製造(TSMC)の売上高は201億6399万ドル(約2兆7481億円)で、11.1%増加した。市場シェアも前期の53.4%から56.1%へと拡大している。サムスン電子とTSMCによるシェアの差は、4~6月期の37%から、7~9月期には40.6%へと、より膨らんだ。

トレンドフォースは「ファウンドリー業界の多くが受注減少による影響を受けたが、TSMCだけがiPhone新製品の需要で目立った実績を上げた」と説明した。

一方で「サムスン電子は新iPhoneシリーズ関連の需要はあったものの、ウォン安の影響でシェアが落ちた」と話している。

TSMCとサムスン電子をはじめとした、世界の10大ファウンドリー企業による7~9月期の売上高の総計は、前期比6%増の352億1000万ドル(約4兆7977億円)となっている。

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