尹大統領夫妻がサッカー代表チームと「夕食会」＝韓国

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）大統領夫妻は8日夜、カタール・サッカーワールドカップでベスト16の成果を収めた国家代表チームをチョンワデ（青瓦台）に招待し、夕食会を開いた。

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まず尹大統領夫妻は参加者たちを歓迎しあいさつを交わした。尹大統領は、ガーナ戦で2ゴールを決めたチョ・ギュソン（趙圭誠）選手に「素晴らしいヘディングをみせてもらった」と笑った。

パウロ・ベント監督には「監督、ありがとうございます。私も2002年にムンハク（文鶴）競技場でポルトガルの試合を直接見ました。監督も出場なさったと聞きました」とし「試合後は観戦した人たちとパーティーもしました」と話しかけた。

代表チームでキャプテンを務めたソン・フンミン選手は、ポルトガル戦で勝利した時に着用していた黄色いキャプテンの腕章を尹大統領に直接はめた。

尹大統領は「ソン選手がキャプテンとしてリーダーシップを発揮し、困難な試合を乗り越えたように、私も大統領として国が困難に直面する度に全ての責任を担って乗り越えていく」とし「皆さまがみせてくれた闘魂、わたしもみせていく」と語った。

つづいて、尹大統領は歓迎の辞で「皆さまは、わが国民にとってはワールドカップ優勝チームだ」とし「皆さまの若さと情熱が、内外において困難な国と国民に大きな慰労と希望を与え、皆さまの闘魂がどんな困難にも勝ち抜くことができる意志をくださった」と語った。

つづけて「『サッカーを通じて世界平和が成される』という信念を昔からもっている」とし「皆さまはスポーツ選手を超え平和の伝道師だ」と語った。

また「2026年の米国・カナダ・メキシコワールドカップでは、一層よい条件で自信をもって思い切って試合ができるよう、政府を代表して皆さまをより強く支援していく」と約束した。

一方、ベント監督は「代表チームで4年を少し超える長い期間であったが、共に過ごした全ての方々に感謝を申し上げたい。また、このような素晴らしい席に招待してくださり歓迎してくださった大統領にも感謝申し上げる」とし「4年の長い期間、非常に幸せだった。ここにいらっしゃるすべての方々のキャリアにも幸運が訪れることを願う。韓国の国民にも幸運が訪れることを願う」と語った。

ソン選手は「4年間たくさん応援してくださったおかげで、また選手たちの努力のおかげで、われわれはこのようによい成績を収め多くの歓迎を受けた。本当に感謝申し上げる」とし「これからもわれわれ選手たちはこの思い出を忘れず一層飛躍できるよう、韓国を一層輝かせることができるよう、サッカーにおいて多くの努力をしていくので、これまでのようにたくさん応援してくださり見守ってくださったらありがたい」と語った。

キム・ゴンヒ（金建希）大統領夫人は、夕食会の後「一つの目標に向かって4年間共に汗を流し努力した結果として、ベスト16という大切な結実を結んだ」とし「国家代表としての責任感をもって国民の熱い応援に応えてくれたことに、ファンの一人として感謝する」と語った。