団体側によると、面会は約1時間半、非公開で行われた。徐氏は団体側に対し、被害者の立場を日本外務省の高官に伝えたことを説明し、賠償に関する協議が速やかに進むよう支えていく考えを示した。
大法院判決の履行方法について徐氏は「まだ検討中で、何が良い方法かいろいろ考えている。協議しているところだ」などと話したようだ。
団体側は「被害者たちがずっと要求し続けている日本の謝罪と賠償問題に、迅速に答えを出してほしい」と求めたという。
この日の面会では、徴用訴訟の原告である梁錦徳(ヤン・グムドク)さんへの叙勲問題も取り上げられた。団体関係者によると、国家人権員会が叙勲を推進するのに対し、叙勲に必要な閣議での審議を保留にするよう外交部が要請した。同部は手続き上の理由だとするが、明快な説明は聞けなかったという。
外交部は先月の人事で徐氏がアジア太平洋局長に就いた後、団体側に徐氏の光州訪問の意向を伝え、この日面会が行われた。
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