「K-STEEL」は韓国を象徴する「K」と、鉄鋼を指す「STEEL」を合わせたブランド名で、韓国企業が韓国で生産した鉄鋼を意味する。
鉄鋼は自動車や造船など、あらゆる産業の基礎となる材料として提供されるが、最終消費財ではないため、一般的にはその重要性が知られていない。このことが、輸入材が流入して鉄鋼産業の基盤を揺るがす原因となってきた。
これに対応するため「K-STEEL」の立ち上げを決定。「より良い暮らしのため、より良い鉄鋼を(Better Steel for Better Life)」というスローガンの下、優れた韓国産鉄鋼を広く知らしめるためのキャンペーンも展開することとした。
同協会は今月から、ソウル市内の公共交通機関にデジタルポスターを掲載する。また鉄鋼各社は「K-STEEL」ロゴを、ホームページやパンフレットに活用していく。
韓国鉄鋼協会のピョン・ヨンマン副会長は「K-STEELキャンペーンを通じて、韓国産鉄鋼に対する関心が高まり、需要拡大につながれば」と期待を述べた。
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