韓国のクォン・ヨンセ(権寧世)統一相(画像提供:wowkorea)
韓国のクォン・ヨンセ(権寧世)統一相(画像提供:wowkorea)
韓国のクォン・ヨンセ(権寧世)統一相は5日「北朝鮮が対南(対韓)敵対的態度を続けている」とし「北朝鮮の挑発に断固として対応する」と強調した。

ただ「対話を引き出すための努力も並行していく」と語った。

クォン統一相はこの日、国会・外交統一委員会の懸案報告を通じて「北朝鮮の挑発に対しては、米韓協力を基に関係部署と協力し、前例のない対応態勢を維持している」と語った。

つづけて「対話を引き出すための努力を続けていく」とし「“大胆な構想”の履行および南北間の懸案打開のための対話を求めていく」と語った。

特に「2023年は米韓同盟および停戦協定締結70周年であることから、“非核・平和・繁栄の朝鮮半島具現”のため最善を尽くす」とし「積極的な関与を通して、われわれ主導の南北関係転換のため努力していく」とあらためて強調した。

これとともにクォン統一相は「膠着(こうちゃく)した南北関係など政治・軍事的な考慮とは関係なく、人道的問題の改善は一貫して推進する」と語った。

クォン統一相は「離散家族および抑留者問題の解決を努力していく」とし「“北朝鮮人権財団”発足の努力および北朝鮮人権改善のための国内外の協力を強化する」と語った。

このことに関して、韓国統一部(省)は今月中に「第4回離散家族交流促進基本計画」と「第3回北朝鮮人権増進基本計画」を立てる方針である。また今月14日には「2022北朝鮮人権国際大会」を開催する予定である。

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