韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は5日「2026年に輸出5大強国へと飛躍するため、あらゆる輸出支援力を結集させる」と強調した。

尹大統領はこの日の午前、ソウルで開かれた “貿易の日“記念式での祝辞を通して「私も皆さまと共に、輸出の第一線で走っていく」と語った。

尹大統領は「高物価・高為替・高金利によりグローバル経済の沈滞が懸念される状況だが、われわれは大きな輸出の成果を達成した」として、半導体・石油製品・原子力発電・防衛産業・農水産食品分野の輸出実績を紹介した。

つづけて「特に世界での輸出順位が昨年の7位から6位に上昇し、ことしは6800億ドルを超える史上最高の実績達成を控えている」とし「私が会った多くの海外首脳たちも、われわれの先端産業に大きな関心をもち、わが企業たちとの協力を求めてきた」と語った。

また尹大統領は「輸出は常にわが経済の強固な支柱であり、輸出こそがわが経済の根幹であり雇用の源泉だ」とし「1970年代のオイルショックによる危機や2008年のグローバル金融危機も、輸出により正面突破して危機を克服したように、複合グローバル経済危機も輸出により突破口を見出さなければならない」と強調した。

具体的な韓国政府の支援方案については「私が直接主宰する “輸出戦略会議”と共に “ワンストップ輸出・受注支援団”を通して、わが企業の輸出・受注に関する困難をすみやかに解決していく」とし「貿易金融・マーケティング・物流など輸出活動への支援を大幅に拡大し、底力のあるわが企業たちが世界市場に積極的に進出できるよう支援していく」と語った。

さらに尹大統領は「首脳外交は、わが企業の海外進出をバックアップできる機会だ」とし「今後の首脳外交が、徹底してわが企業の輸出促進と海外進出に焦点を合わせ行なわれるようにしていく」と語った。

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