共に民主党「秋美愛元法務部長官の再捜査は政治報復を自認するもの…検察の非道を糾弾」＝韓国

共に民主党（野党）はチュ・ミエ（秋美愛）元法務部長官の息子の‘休暇疑惑’に対する検察の再捜査開始に関し、政治報復を自認するものと批判した。

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キム・ヒョンジョン（金鉉正）共に民主党報道官は30日の午後、国会疎通館で記者会見を開き「結局、政治報復捜査であり、秋美愛元長官に対し『ついに有罪を受ける』という検察のゆがんだ執念を表わしたものだ。しかし。検察の再捜査は『検察の恣意（しい）的な法執行と捜査の不当さ』だけを立証するに過ぎない。法は検察の私有物ではない」と主張した。

金報道官は「これほどになると検察が組んだ野党弾圧・政治報復ブラックリストとシナリオがあるのではないかと問わざるを得ない。野党に対し、果てしない政治報復の刀を向ける検察の非道な捜査を糾弾する」と批判した。

金報道官は「検察が再抗告を口実に2度の捜査にも『不十分だ』と再捜査に着手するのは荒唐無稽だ。捜査が不十分だったのではなく、検察が望む答えが出てこなかったのではないか」と批判した。

一方、法曹界によると、最高検察庁は最近、ソウル東部地検に秋元長官の息子のソ氏疑惑に対する再起捜査命令を下した。再起捜査命令は抗告や再抗告を受けた上級検察庁が捜査は不十分だと判断した場合、再捜査を指示する手続きである。ムン・ジェイン（文在寅）政府時の2020年9月、検察は秋元長官について「外圧があったと見るのは難しい」と不起訴処分にしている。