LGフィリップスLCDは14日、来年第1四半期に予定されている京畿道坡州の第7世代1段階生産ラインの量産準備作業が仕上げ段階に入り、2段階生産ラインの設備発注を開始したと明らかにした。
 2段階生産ラインは、1段階と同じ月4万5000枚規模で、来年第3四半期に量産体制に入る予定。これにより、LGフィリップスは第6、第7世代間の連携を通じ32インチと37インチ市場の主導権を確保する一方で、42インチと47インチの大型液晶テレビ市場も攻略する方針だ。

 市場調査機関の米ディスプレーサーチによると、32インチと37インチ製品は、2007年の液晶テレビ市場で37%以上のシェアを占めると見込まれる。今年の液晶テレビの市場規模は昨年(877万台)に比べ115%以上拡大し1887万台に達し、来年は3225万台、2007年には4663万台に急成長する見通しだ。

 LGフィリップスの関係者は、「首都圏での工場増設がこのほど認可されたことから、坡州のディスプレークラスターも完成可能となった。国内LCD業界の競争力も一層強化されるだろう」と話している。


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