28日(現地時間)ロイター通信によると、ロシア外務省は29日に開始する予定だった新戦略兵器削減条約(新START)に基づく2国間協議の日程が延期されたと確認した。
アメリカとロシア当局者は11月29日から12月6日まで新型コロナの大流行で中断されていた新START条約による査察再開について議論する予定だったとロイターは伝えた。
アメリカ国務省報道官は声明を通じて「ロシアが一方的に会談を延期し、新たな日程を提案すると通知した」とし「査察再開が条約維持の優先課題であるため、アメリカはできるだけ早期に日程を見直す準備ができている」と明らかにした。
アメリカとロシアが2010年に締結した新STARTは、両国の核弾頭とこれを運搬できる潜水艦と爆撃機などの数を制限し、互いの核施設を周期的に査察する内容だ。2011年2月から10年の期限で発効したが、両国の合意で2026年2月まで延長された。
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