25日(現地時間)英国の日刊紙“ガーディアン”は、メルケル前首相が最近ドイツの週刊誌”シュピーゲル”とのインタビューで「皆は『(2021年)8月に去る人だ』と思い、私の内閣を後押しする力がなかった」と語ったと伝えた。
メルケル前首相は「16年間の任期でプーチン大統領と60余回会い親交を深めていたが、役に立たなかった」と語った。「昨年7月『プーチン大統領が戦争を準備している』という諜報が西側諸国に伝えられたが、問題を解決するための交渉力を失った状態だった」という説明である。
メルケル前首相は「9月に再び(首相職を)担う状況であったならば引き続き深く入り込んでいっただろうが、モスクワで行なわれた(プーチン大統領との)最後の会談で受けた感覚は明確だった」とし「政治権力的な観点で終わったということだ」と語った。つづけて「プーチン氏には、ただ権力のみが重要だった」と付け加えた。
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