キム・ゴンヒ の最新ニュースまとめ
「貧困ポルノ」は共に民主党のチャン・ギョンテ議員がキム夫人のカンボジアでの行動を批判するために使用した。キム夫人が心臓病を患っている患友を訪ねて慰める過程で撮られた写真を見て、オードリー・ヘップバーンの過去のボランティア活動イメージと似ていると指摘した。チャン議員は22日「児童の貧困と痛みを広報手段として活用した貧困ポルノを撮ったのは事実だ」として自身の主張を曲げなかった。
政府・与党をけん制する野党議員が十分指摘できる部分ではあるが、刺激的な表現を動員したことは残念だ。貧困ポルノは募金誘導のため貧困を刺激的に描写し、同情心を呼び起こす映像や写真などをいう。つまり、目的が募金であり、手段が貧困である。このような基準から見れば、キム夫人に向けた物差しは行き過ぎたという感覚は拭えない。
残念な部分はキム夫人の歩みが持つ意義が消えた点だ。カンボジアでのキム夫人の歩みは、国内でユン大統領が強調した「弱者との同行」と哲学と軌を一にする。さらに広く見ると、グローバル中枢国家として寄与外交を拡大するという基調に歩調を合わせたものだ。大韓民国のイメージ向上に大きな影響を及ぼした。
これはカンボジアの反応から確認できる。カンボジアのマスコミは、キム夫人の行動に感謝の意を表した。自国民の大切な生命を救ったからだ。カンボジア現地メディアのプノンペンポストは15日(以下現地時間)、先天性心臓疾患を患っている現地の少年アオク・ロタ(14)がキム夫人に会った後、韓国で治療を受けられる道が開かれたというニュースを伝えた。
駐韓カンボジア大使も、韓国内政界の批判に一針を加えた。チルン・ボトム・ランサイ駐韓カンボジア大使は、英字紙コリアタイムズとのインタビューで「私たちはキム夫人の親切に感謝する」として「この問題が過度に政治イシュー化された」と批判した。
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