同党のチョン・ジンソク(鄭鎭碩)議員が9月から委員長を務めている「非常対策委員会」とは、初めての夕食だ。漢南洞の官邸に公式的に招待された客としては、先週訪韓したサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子に次ぐ2番目。今年の6月、尹大統領は当時のイ・ジュンソク(李俊錫)代表ら同党指導部と昼食会を開いたが、その時はヨンサン(龍山)の大統領室庁舎で行われた。
この日、官邸での夕食会は午後6時50分ごろから10時10分ごろまで約3時間20分行われた。ただ、記者団の共同取材はなかったという。大統領室は別途公示で、今回の夕食会では関連の映像や写真を公開しないと明らかにした。
夕食会には大統領室からキム・デギ(金大棋)秘書室長とイ・グァンソプ(李官燮)国政企画室長、イ・ジンボク(李珍福)政務首席、キム・ウンヘ(金恩慧)広報首席らが同席。「国民の力」からは鄭非常対策委員長と非常対策委員、チュ・ホヨン(朱豪英)院内代表、ソン・イルジョン(成一鍾)政策委議長、キム・ソッキ(金碩基)事務総長、ヤン・グムヒ(梁琴喜)首席報道官、キム・ミエ(金美愛)、チャン・ドンヒョク(張東赫)院内報道官が共にした。
尹大統領は同日の夕食会で、最近東南アジア歴訪やムハンマド皇太子との会談など、外交の成果を共有したという。
夕食会では来年度予算案の処理や貨物連帯のストライキ、「梨泰院事故」の国政調査などについても話し合われたものとみられる。
梨泰院事故の国政調査は24日に与野党の合意で決まったものの、大統領室では不快感を示している。それだけに、調査の対象や範囲などを巡り、夕食の席でどのような話が交わされたのか関心が集まっている。
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