キム・ドンウク の最新ニュースまとめ
特別捜査本部(以下、特捜本部)のキム・ドンウク報道官は21日午前、ソウル・マポ(麻浦)庁舎でブリーフィングを開き、「削除疑惑をもたれているハロウィーン情報報告書について、今週中にパク・ソンミン前ソウル庁情報部長を召喚調査するために日程を調整中だ」と明らかにした。
これに先立ち、警察庁特別監察チームはパク前部長が梨泰院雑踏事故語、ヨンサン(龍山)警察署をはじめ、警察署の情報課長と集まったメッセンジャーのグループチャットで「監察と家宅捜索に備えて情報報告書を規定通り削除せよ」と指示したという事実をつかみ、特捜本部に捜査を依頼した。これに対して警察庁は去る14日、パク前部長を待機発令措置した。
龍山警察署情報課で作成された「ハロウィーン情報報告書」はハロウィーンデーを控えて11月初め、11月26日に安全対策内容を盛り込んで作られたが事故発生後に削除されたという疑惑をもたれている。これと関連して龍山警察署情報課の課長と係長が特捜本部に立件され、情報係長は11日に自宅で亡くなったまま発見され「公訴権なし」で終結した。特捜本部は現在、追加捜査を続けている。
該当疑惑の捜査は龍山警察署を越えて、ソウル庁の「上層部」に拡大している。特捜本部は15日、龍山署情報課の課長を被疑者として召還調査し、17日にはソウル庁情報状況課長と係長級幹部を参考人として召還して調査した。
キム報道官は「現在、(ソウル庁)情報部長関連の捜査に集中している」とし「削除指示が報告書の存在を認知する前なのか、後なのかなどについては疑惑事実と関連した内容であるため、確認するのは難しい」と明らかにした。
特捜本部は「報告書削除疑惑に関する捜査が遅れている」との指摘には、必要な段階を踏んでいるとの立場だ。キム報道官は「削除自体は事故後の証拠隠滅(いんめつ)と関連して事故原因とは直接的な関係がない」としながらも「該当報告書がきちんと報告されて作成趣旨が受け入れられたならば、梨泰院の事故を防ぐことができたという部分に関しては、『業務上過失致死傷』容疑が適用される可能性がある」と説明した。それと共に「証拠隠滅の故意なく規定により管理されたのか、証拠隠滅の意図を持って指示したのかを立証する必要であり、関連職員の調査が必須」と付け加えた。
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