遅れたが今からでも…警察、現場指揮官に「人波管理教育」=韓国(画像提供:wowkorea)
遅れたが今からでも…警察、現場指揮官に「人波管理教育」=韓国(画像提供:wowkorea)
人波管理失敗による10・29イテウォン(梨泰院)雑踏事故後、警察が一歩遅れて第一線の現場指揮官を対象に特別教育に乗り出した。

 21日、警察などによると警察庁は来る24日から25日までの2日間、現場指揮官を対象に人波密集状況で安全事故予防のための教育に乗り出す。

 該当教育には人々が集まる現場で正しい判断と指揮ができるようにする内容が盛り込まれた。警察は各警察署の警備課長と機動隊長など644人を相手に「人波管理統制技法および現場対応要領」、「類型別人波管理要領」などを扱う予定だ。教育を受けた指揮官は今月中に部署員対象に全数教育を行わなければならない。

 これは梨泰院雑踏事故の余波だ。警察はハロウィーン期間、梨泰院近くの治安需要増加に備えた総力対応計画を立てておきながら、殺到する人波にきちんと対応できず、事故を大きくしたという批判を受けた。これに対して、警察は一歩遅れて指揮官を相手に現場教育をする一方、人々が集まるものと見られる都心のあちこちに警察を配置している。警察は大学修学能力試験(スヌン/日本でいう大学入学共通テスト)が終わった去る17日、繁華街のあちこちに人材を投入し秩序を維持した。

 警察は前日も大学入試随時選考論述試験が実施されたソウル・チョンノ(鍾路)区成均館大学に1万人余りの学生が集まるものと見られたため、警察力を投入して受験生の移動を統制し、安全事故を予防した。

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